補聴器の音に慣れるための4ステップ
初めて補聴器を使用される方は、補聴器の音に慣れるために少し時間がかかります。
これまで聞こえにくくなっていた、街中の音(車が通る音、雑踏の騒音)や日常生活の音(水の音、食器の当たる音)などが補聴器を使用すると聞こえてくるようになります。
そのため、まずは静かな場所からお使いいただき、個人差はありますが徐々に補聴器の音を調整していきながら無理することなく慣らししていくことをおすすめいたします。
補聴器の音に慣らしていく4つステップ
補聴器の音に慣れるためのおすすめの4つのステップを紹介します。
ステップ1:静かな場所から始める
まずは静かな場所(家の中)から始めていきます。
やや弱目の音量で1日30分〜3時間程度を目安に、単調な音を聞いていきます。
ご自身で新聞を読み上げたりするのもおすすめです。
ステップ2:1対1の会話で使用する
使用する時間を少しずつ延ばしていきながら、ご家族との1対1の会話で試していきます。
聞き取りやすいニュース番組を見るのも有効です。
ステップ3:街中で使用する
さらに使用する時間を延ばしていきながら、外に出て使用してみます。
ただし、外でも雑踏が多い場所ではなく、なるべくうるさすぎない騒音下の環境で使用します。
公園やお散歩で使用することをおすすめします。
ステップ4:騒がしい環境で使用する
なるべく一日中使えるまで使用時間を延ばします。
そして、雑踏が多い街中や騒がしい環境で使用していきます。
ニュース番組以外のテレビ番組も試していきましょう。
ここまで達成できましたら、十分に補聴器の音に慣れてきている状態です。
補聴器の音に慣れるには:まとめ
補聴器の音に慣れるためのおすすめの4ステップを紹介いたしました。
静かな環境から徐々に騒がしい環境で使用していくこと、使用する時間を徐々に延ばしていくことが、補聴器の音に慣れるための重要なポイントです。
さらに、大事なことは4ステップをしていく中で補聴器の調整を行っていくことです。
使用していくうちに「音が大きい」「会話が聞き取りにくい」「テレビが聞きにくい」など様々なことが起きてきます。
その度に、補聴器の調整を行っていくことで、自分自身にあった音に補聴器を変えていくことができます。
補聴器は「購入したら終わり」ではなく「購入してからが本当の始まり」となります。
補聴器サロン目白台/椎名町では、購入後の補聴器の調整・お掃除等のアフターケアを行なっております。
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