補聴器

冬場の補聴器電池の使い方の注意点【保管方法も】

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・補聴器用の電池の使う上での注意点は?
・温度や湿度に気をつけたほうがいいの?
・電池はどのように保管すればいいの?

こんな疑問についてお答えいたします。

本記事の内容

・補聴器用電池の使用上の注意点

・補聴器用電池の保管方法

補聴器用電池は、周囲の温度や湿度に影響されやすい電池です。

電池を正しく使用しないと、電池寿命が短くなる原因となりますので、注意点をしっかりと守って使用しましょう。

それでは、補聴器用電池の使用上の注意点から解説していきます。

補聴器用電池の使用上の3つの注意点

補聴器用電池の電池寿命を縮める3つの原因があります。

電池寿命を縮める3つの原因

  1. 低温度
  2. 乾燥
  3. 二酸化炭素

ひとつづつ解説していきます。

冬場の低温度の環境

寒い季節、とくに冬場は補聴器用の電池のシールをはがしてから少し長く待ってから使用します。

通常はシールをはがしてから1分程度で使えるようになりますが、寒いところでは反応が遅いため、もう少し待つ必要があります。

冬場はシールをはがしてから、普段より一呼吸待ってから、補聴器に電池を入れるのをおすすめします。

電池は乾燥ケースに入れて保管しない

必ず補聴器から電池を外してから、乾燥ケースに補聴器を入れてください。

電池を入れたまま乾燥ケースに入れると、電池寿命が短くなる原因となります。

最近では、電気式乾燥機を使用している方も増えています。

電気式乾燥機も乾燥ケースと同じように、必ず補聴器から電池を外してから電気式乾燥機に入れるようしましょう。

二酸化炭素と乾燥を防ぐ

お部屋で石油ストーブ、ガスファンヒーター、ガスストーブを使用するときは、部屋の換気をこまめに行いましょう。

閉めっぱなしにしていると、乾燥状態の中で二酸化炭素が増えるため、電池寿命が短くなる原因となります。

定期的に部屋の空気を入れ替えをするようにしましょう。

補聴器用電池の保管方法

補聴器電池を保管するときは、以下の4つに気をつけましょう。

補聴器用電池の保管の注意点4つ

  1. 高温多湿の環境を避ける
  2. 二酸化炭素が出る機械そばに置かない
  3. 一粒ずつ使う
  4. 電池の使用期限を確認する

ひとつづつ解説していきます。

高温多湿の環境を避ける

補聴器用電池を保管する環境は、高温多湿の場所は避けましょう。

また、直射日光が当たらないように気をつけてください。

二酸化炭素が出る機械のそばに置かない

石油ストーブ、ガスファンヒーター、ガスストーブなど二酸化炭素が発生する機械のそばに補聴器用電池を保管するのはやめましょう。

先ほどもお伝えしたとおり、二酸化炭素の影響で電池寿命が短くなる原因となります。

冬場は暖房器具を使う機会が増えるので、とくに二酸化炭素が発生する機械のそばに置かないようにしましょう。

一粒ずつ使う

補聴器用の電池は、一粒ずつ使うようにしましょう。

一度に2個3個と出して、シールをはがしてしまう方がいますが、シールを剥がすと自然放電が始まるため、必ず一粒ずつ使用していくようにしましょう。

電池の使用期限を確認する

補聴器用電池には、使用期限があります。

電池パックの裏面などに使用期限が記載されています。

使用期限を過ぎると、通常よりも電池の容量が減っている可能性があるので気をつけましょう。

とくに、電池が安売りしているときに、電池をまとめ買いする場合は、使用期限内に消費できるか計算してから購入しましょう。

補聴器用電池の使い方と注意点【保管方法も】|まとめ

補聴器用電池の使い方と注意点について解説してきました。

もう一度、まとめていきます。

補聴器用電池の電池寿命を縮める3つの原因

  1. 低温度
  2. 乾燥
  3. 二酸化炭素

さらに、補聴器用電池の保管方法についてもまとめます。

補聴器用電池の保管の注意点4つ

  1. 高温多湿の環境を避ける
  2. 二酸化炭素が出る機械そばに置かない
  3. 一粒ずつ使う
  4. 電池の使用期限を確認する

以上が補聴器用の電池に関する注意点になります。

補聴器を気持ちよく使用していくためにも、電池の取り扱いには気をつけましょう。

最近では、充電式補聴器も発売されているので、電池の取り扱いが面倒くさいな・・・と思われた方は、充電式補聴器をおすすめします。

「補聴器サロンめじろだい」「補聴器サロン椎名町」では、充電式補聴器を取り扱いしておりますので、ご興味がある方はぜひご相談ください。

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