耳あな型(オーダーメイド)補聴器
耳あな型(オーダーメイド)補聴器はお一人お一人に合わせて製作し、耳の穴にすっぽりと収まるオーダーメイドの補聴器のことです。今回は、耳あな型(オーダーメイド)補聴器がどのようなものか、メリットやデメリット、価格などを紹介していきます。
耳あな型(オーダーメイド)補聴器とは?
耳あな型(オーダーメイド)補聴器は、お一人お一人の耳の形状に合わせて製作する補聴器です。
お客様の耳に合わせてオーダーメイドで作るため、耳の穴にすっぽりと収まります。
製作する際は耳の形状をとるために耳型採取を行います。
耳型採取は耳の中に歯形をとるような材料を用いて耳の穴に注入して形をお取りします。
その耳型をもとにメーカーの工場で耳あな型(オーダーメイド補聴器)を作成します。
耳あな型(オーダーメイド)補聴器のメリット
耳あな型(オーダーメイド)補聴器のメリットは以下のとおりです。
- メガネマスクの影響を受けない
- 運動する方に向いている
- 落とす心配がない
それぞれのメリットについて説明していきます。
メガネマスクの影響を受けない
耳の中に補聴器が収まるためメガネやマスクの付け外しで干渉することがありません。
老眼鏡の付け外しが多い方、マスク(コロナやインフルエンザ等)で日頃から着用している方におすすめの補聴器です。
運動する方に向いている
お一人お一人に合わせたオーダーメイドの補聴器のため、正しく装用していれば運動しても耳から落ちてしまうことはありません。
ゴルフ、体操、ジョギング等、補聴器を装用しながら運動をされる方に向いています。
落とす心配がない
運動している方への説明と同じになりますが、お一人お一人に合わせたオーダーメイドの補聴器のため、きちんと装用いただければ耳から落ちることはありません。
これまで、耳にかける補聴器をお使いで落として紛失した経験がある方におすすめします。
耳あな型(オーダーメイド)補聴器のデメリット
耳あな型(オーダーメイド)補聴器のデメリットは以下のとおりです。
- 湿り気のある耳あかの方に向いていない
- 閉塞感がある
それぞれのデメリットについて説明していきます。
湿り気のある耳あかの方に向いていない
耳あかが水っぽい、ねっとりしている方には耳あな型(オーダーメイド)補聴器は向いていません。
補聴器に耳あかが詰まり、音がでない、音が弱くなる、故障してしまうなどの可能性が高いためです。
補聴器の先端部分(耳の中に入れる側)に音の出る部品が内蔵されているため、水っぽい、ねっとりとした耳あかの場合は、先端部分に詰まりやすいためです。
絶対に使用できないというわけではありませんが、こまめにクリーニングをしていただくことが必要です。
閉塞感がある
耳の中に補聴器を入れるため、閉塞感(こもる)が出やすいです。
閉塞感とは、耳が詰まった感じがする、自分の声がこもる・ひびくなどのことです。
耳に指を入れて自声を出していただくと体験ができます。
閉塞感が非常に気になる方には耳あな(オーダーメイド)の補聴器を使用すると同じ感覚になるためお勧めできません。
閉塞感は個人差があるため、多少気になる程度でしたら耳あな型(オーダーメイド)の補聴器をお使いただいても問題ありません。
また、閉塞感を軽減するために補聴器にベントという空気孔を着けるといった方法もあります。
耳あな型(オーダーメイド補聴器)補聴器の価格
耳あな型(オーダーメイド)補聴器の主な価格は以下のとおりです。
※2024年2月時点での価格です。
※お客様の耳のきこえの状態(聴力)、補聴器のランクなどによって価格は前後いたします。
電池式の耳あな(オーダーメイド)補聴器
・片耳 130,000円~
・両耳 247,000円~
充電式の耳あな(オーダーメイド)補聴器
・片耳 214,000円~
・両耳 367,000円~
※充電器含む一式価格です。
最近は補聴器の電池交換が不要な充電式補聴器をお買い上げいただく方が増えてきました。
電池交換の煩わしさがない、電池を購入する手間がなくなるなどから充電式を選ばれます。
充電は充電器に補聴器を置くだけですので取り扱いが簡単とお客様から好評を得ています。
耳あな(オーダーメイド)補聴器のまとめ
耳あな(オーダーメイド)補聴器はお一人お一人に合わせておつくりするオーダーメイドの補聴器です。
耳に合わせているため、外れることがなくすっぽりと収まることが特長です。
また、充電式の耳あな(オーダーメイド)補聴器は、電池交換不要で置くだけ充電と好評です。
耳あな(オーダーメイド)補聴器にご興味ある方はお気軽に当店までお問い合わせください。